プレカットとは
「プレカット」とは、木造建築の木材をあらかじめ工場で切断・加工する技術のことをいいます。
以前の木造建築では大工さんが柱や梁の接合部分を現場で加工していました。現在では工場で加工された木材を建築現場へ運び、大工さんが組み上げていく手法が主流となっています。
「プレカット」とは、木造建築の木材をあらかじめ工場で切断・加工する技術のことをいいます。
以前の木造建築では大工さんが柱や梁の接合部分を現場で加工していました。現在では工場で加工された木材を建築現場へ運び、大工さんが組み上げていく手法が主流となっています。
CAD
CADオペレータは工務店様の平面図・立面図をもとに、家に必要な骨組みを考えながら、土台・柱・桁の順で生産用CADに入力していきます。そこで大切なのは材料の種類・厚さ/幅/長さを家の強度を考えながら配置することです。空間を大事にする建物においては特に重要で、立体をイメージし、木材をどのような形でつなぎ合わせる加工ができるかを検討しながら入力するのは大事な技量の一つです。
このような工程を踏んで出来上がった骨組みの図面を伏せ図といいます。これを基に工務店様との打ち合わせをおこない、最終的に承認をもらい加工のためのデーターとして工場に渡します。ここまでに最低4~5回は図面の書き直しを行ってます。
EXAMINE WOOD
加工の前に木の一本一本の性質を診るところから始まります。 実はこれがもっとも大切な仕事です。何百もの部材からなる家の形に合わせた適材適所の木材を選定する繊細な作業。木材を見分ける職人の目で労を惜しまず行うことが良い家づくりの秘訣です。
PROCESS WOOD
CADで作成されたデータを元に柱や梁など種類に応じた加工機でミリ単位の精密な自動加工を行います。30坪ほどの住宅であれば3時間ほどですべての加工が完了します。また、素材を見せる住宅の場合、化粧材の表面の仕上げは機械でなく熟練の技術をもったスタッフが手作業で仕上げます。
POST PROCESS
加工後には全材料の長さの実寸を測り正しく加工されているか+は0mm/―は1mmまで許容として検査を行います。また、物件ごと抜きだして実際にオスメスの加工部を合わせて組んでみて、固すぎず・緩すぎずしっかり固まるかをチェックします。出荷作業では仕上がり材を梱包する際、トラックの大きさに合う梱包を行っています。流れ作業とは違い、お施主様・工務店様のことを第一に考え作業を行っています。
MACHINE
非住宅や特殊加工に対応
住宅より大きな建築物に対応できる加工機を導入。
長尺スパンに必要なトラス構造・偏平柱の加工、また斜めに組み合わせる加工まで対応が可能です。
木材卸売事業は創業以来、関係する皆様と共に時代の本流を歩んでまいりました。伝統を守りながらも新しいことに挑戦し開拓する「チャレンジ精神」お客様や関係する皆様のお役に立ちたいと思う「恕の精神」は昔から変わらない山佐フロンティア(住建)魂です。
当社は「木材」を扱う環境配慮型企業として合法木材認定業者の認定を取得しております。国内産のみならず、外国産の多種多様な木材を取り揃えお客様のニーズに応えるべく日夜研鑽しております。
INFORMATION
プレカット事業室概要
事業開始 | 1991年7月「瀬戸内プレカット」 |
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事業内容 | 木材加工(在来・金物工法 対応金物 SSマルチ・テックワンP3) 構造材・集成材・その他木材などの販売 |
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